スポーツ庁がもはや持続可能な状態であるとは言えないと警鐘を鳴らす中学校部活動は存続の危機に瀕している。人事異動が避けられない教員に依存した部活動は常に不安定だからこそ今、部活動改革が始まっており、その大きな役割を担うのが顧問に成り得る部活動指導員である。
Q. 配置手順は。
A. 校長の推薦により任用、各校1名の人数制限があり年度途中の採用はできない。
Q. 確保方策は。
A. 各中学校で探しているのが現状。
Q. 報酬単価が近隣5市平均1,720円に対し1,190円と極めて低く、見直しが必要。
A. 今後検討を行っていきたい。
Q. 人材確保は教育員会が人材を募集し、面接研修を行い登録する部活動人材バンクを創り、生徒とのマッチングを行うべき。
A. 学校や生徒のニーズに応えられる人材確保につながるよう部活動人材バンクの構築について研究を進めたい。
Q. 中学校部活動の危機に地域の協力を得るためには、教育委員会がリーダーシップを取っていく意識改革が必要ではないか。
A. 教員の負担が大きい今の体制を大きく変えていく必要がある。子どもの内なる力を引き出す部活動が成立できるよう教育委員会として全力を尽くす。